訪問介護費用の増加やその他リスクもある住宅型有料老人ホーム

訪問介護費用の増加やその他リスクもある住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームのランニングコストとしては、月々の家賃の他に、入居者それぞれが個別契約に基づき支払う訪問介護費用があります。

 

家賃の方に関しては、定額であり、基本的に入居以降変わることは少ないです。
これに対し、訪問介護費用については、契約先の運用状況にも左右されるため、比較的短期の料金改定や変更が発生すると考えてよいでしょう。

 

住宅型有料老人ホームを利用する際に気をつけたいのがこの部分です。いろいろ自分好みの介護サービスを選べるというメリットがあるのですが、裏返すと、状況や環境次第では、適切なサービスを受けられないというリスクがあります。

 

一例としては、入浴介護サービスの事例があります。入浴は介護の中でも非常に身体的労力のかかるものです。さまさまな介護サービス会社がありますが、入浴の場合、女性の力ではどうしても限界があるため、男性の介護士に頼るケースが多いです。

 

この場合、入居している住宅型有料老人ホームの付近に、適したサービス会社が複数あればよいですが、数が少ない場合は、資金があっても自分の好きな時間に満足のいくサービスを受けられない可能性があります。

 

また、複数の女性介護士でサービスを提供するケースもありますが、この場合は人数が増えたぶんだけ、訪問介護費用がかさむことになります。こうしたケースは排泄の介護なども同じようなことが言えます。

 

さらに、いろいろな可能性を考えて、訪問介護サービス会社の多い土地を選んだとしても、各社の経営状況や、局地的な需要の減少などにより、会社が撤退してしまう可能性も否定できません。

 

このように考えると、住宅型有料老人ホームのメリットである自由度の高さの裏には、大きなリスクが潜んでいるといってよいでしょう。

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