医療制度を支える陰の力、保健指導員

医療制度を支える陰の力、保健指導員

長野県の保健補導員等の活動は、結核・赤痢等の伝染病や、戦争中の劣悪な衛生環境の中で、昭和20年に生まれました。

 

その後昭和24年に、当時すでに類似の住民組織があり活動されている市町村がありましたが、保健指導のための住民組織として保健補導員の設置を市町村に呼びかけました。

 

昭和46年頃に、長野県が日本一の脳卒中多発県であり、なんとかしなければいけないと保健婦、保健補導員等によって、冬期室温基礎調査や食事の塩分濃度の調査を行うなどの取り組みなどで、保健補導員等の組織化が促進され、現在はほぼ全市町村において組織されています。

 

長野県のある市では、ある小高い山の公園に集まりイベントをし、それを契機に山までの各自治会からの健康の道というのを決めたそうです。各自治会ごとに健康の道をどれだけ歩いたかを競うという楽しくて、健康なことにつながったのです。こうした生活習慣病を予防するのに歩くという基本的でとても大事なことを「歩く文化」として築いたのは保健指導員などの、陰の力が役にたっているのです。

 

長野県の保健指導員とは、2年間を1回だけ女性限定でなるのです。自治会で決めますが、一生に一度しかないということで、大変誇りに思い、徹底的に健康づくりの地域に役にたとうと思うのです。それが地域の健康文化を創る仕掛け人は、保健指導員だと言われるのは無理のないことだと思います。

 

高齢者がやがて40%になろうという日本でも、こういう地域で陰の力になる人が欲しいですね。

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