ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチについて

ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチについて

医療制度を破綻から防ぐために、日本の人口が高齢化して医療費が爆発するのを防ぐために、ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチが考えられたのです。

 

医療費の伸びを低くするために、これまでは1997年度から被用者本人が1割負担から2割負担になり、さらに診療報酬のマイナス改定、高齢者も1割の負担、そして被用者本人の負担をさらに3割に引き上げるなどをしてきました。

 

しかし、これで医療費の伸びはほぼ横ばいに抑えられましたが、これは患者の負担増大とか、医院の収入が減ることで経営を苦しめることで、もう限界になってきています。しかし、医療費はこれからも高齢者の割合が増えていきますから、ほっておいては医療制度は破綻します。

 

そこで、ポピュレーションアプローチとは、生活習慣病を予防するために運動と食事などの大切さを理解して気を使う住民を育てるというアプローチです。より快適な生活習慣の根付いた職場や地域社会をつくり、その中で健康診断をして、メタボリックシンドロームの早期発見をして、ハイリスクを選び出そうというのです。

 

マーケティング理論でいうように、ポピュレーションアプローチは生活習慣病を予防する生活を理解して実行する人がある程度増えると、それからは急激に理解・実行をする人が増えてくるということです。

 

またハイリスクアプローチというのは、健康保険組合や市町村国保などの医療保険を運営している保険者に特定検診として義務づけて、メタボリックシンドローム予備軍を検診で見つけて、保健指導でこれを生活習慣病に、また生活習慣病を脳卒中や心臓梗塞などになるのを食い止めてくれて、高齢者の老後を明るくさせるためでもあります。

 

このポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチがうまく回れば、日本の医療制度に費用面でも、また生き生きとした老後という面でも期待が持てます。

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