入院したら、入院診療計画書を確認しましょう

入院したら、入院診療計画書を確認しましょう

もし、父母が入院したら、それが数日で退院できるのならば問題はないですが、長く入院をするような場合は、入院診療計画書(クリニカルパス)を確認しましょう。

 

入院については、病院から説明はあるかも知れないが、一度聞いてもわかるとは限らないことですから、どれくらい入院をして、検査や治療がどんなことをするのかをちゃんと理解したいですね。

 

2006年4月から、入院をした場合は、入院日から7日以内に入院診療計画書を作成、交付するようになったのです。計画書は、医師と看護師以外にも薬剤師、検査技師、栄養士、理学療法士などが話し合って作るもので、退院日までの食事、検査、治療、処置、治療内容などを日程表にまとめたものです。

 

ですから、この計画書を確認すれば、おおよその入院期間もつかめます。もちろん、治療や処置などについて、疑問がある場合には医療者へ質問をしましょう。

 

最近の病院では、入院期間が短くなる傾向があります。これは、早く治るようになったのならいいですが、医療制度の変更が影響しています。
診療報酬上では、同一の医療機関に91日以上入院をしていると、入院基本料が安くなるのです。ですから、病院が経営上の利益を下げないために、治らなくても退院や転院を勧められることがあります。

 

もちろん、入院が必要なくなったのならいいですが、そうでなく病院の経営上の都合でのことだったら、国民健康保険と老人健康保険の場合は都道府県の保険主管課へ相談しましょう。社会保険の場合は社会保険事務局へ相談します。

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