20世紀の癌、21世紀の認知症が恐い病気

20世紀の癌、21世紀の認知症が恐い病気

癌にかかると、もう治らない、もう駄目だと絶望する人が多かったのは20世紀の話で、21世紀の現代では、癌は早期発見で多くの方が完治している。ですから、癌であることを告知するのも、かなりの方で当然のように行われています。

 

幸いがん治療は格段に進歩して、治療して治る方も多くなったし、あるいは生存期間も大幅に増えてきた。
ところが21世紀で世間で騒がれているのが、高齢者のかなりの人が罹る認知症です。

 

「自分の子のこともわからなくなってしまうらしい」
「食事を食べても、すぐに忘れて『食事を』と言われる」
「とにかく介護が大変らしいよ・・・」

 

など、かっての癌のように不治の病というイメージがたいへん強く、恐れられています。

 

確かに、自分がだんだんなくなってしまう恐怖はかなりのものだと思いますが、実際はぼけ老人や痴呆といって嫌うのはあまりに短絡的な思考です。
認知症とは、記憶や判断能力が低下することですが、そもそも高齢者は肉体的にも活動力は低下していますから、それが精神にも現れたと思えばいいと思います。

 

認知症で、コミュニケーションが難しくなったのならば、それを適切な支援をさしあげて、補助すれば、認知症の人でも本人の望んでいる生き方、尊厳のある生き方をできるのではないでしょうか。

 

認知症の人達が共に暮らす「グループホーム」は、こうしたことを実現するひとつの場です。

 

「一人じゃないから、こうした動いていられるね」
「みんなと作って食べる食事はおいしいね」

 

などの声があるグループホームのような、愛し愛される場の中に住むことが、認知症の人にも大切なことです。

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