高齢者の暮らし方について

高齢者の暮らし方について

高齢者の方が、どういう暮らし方を指向し、どういう暮らし方を希望するのか、千差万別です。現在は健康上の問題がない高齢者が、この先、ずっと健康上の問題を抱えずに暮らしていけることは、残念ながら不可能でしょう。収入や家族との生活の可否も大きく関わってきます。

 

高齢者の暮らし方で、一番、安心ができるのは、家族との生活ができていて、しかも高齢者自身が自立して日常生活が送れていることです。家族との同居生活により、高齢者のちょっとした変化にも対応ができることでしょう。

 

今は、自立して日常生活が送れていても、家族と別な生活−住宅型有料老人ホームなどに入居した高齢者の暮らし方は、現時点では何らの問題はなさそうですが、この高齢者の日々の変化がわかりません。また、介護が必要になった場合は、最悪の場合、現在、居住する住宅型有料老人ホームを退去しなければならないことも想定されるのです。

 

さらに、自立生活がままならず、収入は年金程度で、生活保護を受けないと生活ができず、家族とは生活できない高齢者が課題です。入居する施設はありますが、キャパシティがありません。そして、この施設は公的な補助によって運営されていますが、昨今の経済情勢により、公的機関の収入でもある税収が伸び悩んでいるために、今後も継続的に公的老人施設などへの補助が現状程度、ずっとし続けていけるのか、懸念があるのです。

 

今後、高齢者がますます増える一方、納税する世代が少子化で減っています。公的老人施設をどう維持・運営、高齢化社会に適応していくのか課題は山積です。

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