費用だけではない軽費老人ホームの選び方

費用だけではない軽費老人ホームの選び方

費用が安いと言われている軽費老人ホームですが、その相場と実態はどうなのでしょうか?ここではタイプ別にその費用の相場と、サービス内容の違い、課題などについて考えてみたいと思います。

 

まず、軽費老人ホームという区分そのものについてです。軽費老人ホームは住宅事情や家庭の事情などにより、今までの生活が困難になった高齢者を対象とした施設です。

 

「軽費」という言葉にある通り、その他の介護付き有料老人ホームなどに比べると、比較的安い利用料金設定になっています。ケアハウスなど、介護サービスを含む施設はそれなりに費用がかかりますが、軽費老人ホームA型や、軽費老人ホームB型などは、年金生活者でも十分生活できる価格設定となっています。

 

特に軽費老人ホームB型は、給食制のA型と異なり、食費を含まない経費のみで、月額3万円から4万円前後と、格安の料金設定となっています。さらに、費用的に余裕がある高齢者の中でも、介護を始めとするサービスがいろいろあるケアハウスや、給食性で、自分の趣味嗜好通りに食事が摂れない軽費老人ホームA型などよりも、自由度の高いB型を選ぶ方もいます。

 

自炊ということで食事の買い出しから調理、後片付けまでいろいろ手間と労力がかかりますが、もともと自炊していた方などは、そうした生活サイクルを続けた方が、身体的にも精神的にも健康な生活を続けられる方が多いという傾向にもあります。

 

こうしたことから、軽費老人ホームを選ぶ際は、費用面だけで考えるのではなく、自分の生活サイクルをなるべく変えないで済む施設を選ぶことも重要なポイントのひとつと言えるでしょう。同時に行政側は、こうした高齢者の多様なニーズを認識し、A型、B型といった区分にとらわれず、常に高齢者目線の施設作りを心がける必要があるでしょう。

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