介護と軽費老人ホームA

介護と軽費老人ホームA

軽費老人ホームには3形態あります。なお、「軽費」と名づけられている通り、自己負担が少なくて入居できる施設です。3形態を具体的に言うと、軽費老人ホームA型は、食事付き。自炊するタイプのB型のほかに、ケアハウス(C型)があります。

 

軽費老人ホームA型は、家庭の事情で家族との同居が困難であったり、身寄りのない人が自治体の助成が受けられるために、自己費用の負担が少なく入居できる施設です。つまり、日常の生活の介護は受けられるようですが、介護が重くなると退去しなければなりません。

 

一方、B型は自宅生活が困難な人が利用できる施設ですが、ここ15年以上はほとんど新規開設されず、施設自体は減少傾向です。その要因のひとつとしては、自炊できる高齢者が入れる施設であり、介護を要する場合には介護を施すスタッフなどが常駐していないなどからだと思われます。

 

軽費老人ホームA型は前述の通り、「自治体の助成」がある公的老人施設ですが、同様のサービスは民間老人施設でいうと、有料老人ホームですが、最大の違いは入居費用や月々の費用の差です。このため、軽費老人ホームA型は入所したくても、物理的な空きがなく、入所するために待機せざるを得ないのです。

 

今後、高齢者が増えていく傾向が続くため、軽費老人ホームA型のような施設の需要は高まっていくことは容易に想像できますが、景気低迷などにより、税収で成り立っている自治体の困窮が「自治体の助成」ができにくくなっていることに今後の懸念があります。

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